#11 とっても簡単! 素材の味をそのまま 濃厚トマトバジルスープ(ポタージュ)
我が家の娘はとにかく野菜が大嫌い。キュウリと大根、ニンジンとじゃがいもだけ?と食べられる野菜が決まっています。「いかにして彼女に野菜を食べさせるか」と言うのが私の料理する上で一つの課題になるのですが、そんな娘が食べない野菜を食べてくれる調理方法がスープ。味付けは和洋折衷なんでもOKで、スープにすればポピュラーな野菜はほとんど食べてくれるので助かっています。
スープは生野菜では食べられないほどたくさんの野菜を食べることができ、そして煮込むことで素材から出る栄養素が出汁にはあります。
日本では洋風スープの種類を大きく分けて、澄んだものをコンソメ、とろみのついたものをポタージュ、そしてシチューに分類され、今日ご紹介するとろみのあるポタージュは、ブレンダーを使うので野菜の種類がわからなくなり、見た目からも食べやすくなるので利用する手はないのです。
野菜をオーブンでローストし、ブレンダーにかけるだけのこのトマトスープがクリーミーでとても美味しく、バケットやハードパンと一緒に、そして是非、完熟トマトで作ってもらいたいおすすめのスープです。熱々でも冷製でも美味しいこのスープは、我が家のトマトスープの定番レシピになっています。回復食や離乳食にもおすすめです。
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準備する材料は7品目
- トマト
- 玉ねぎ
- ニンニク
- オリーブオイル
- フレッシュバジル
- お塩
- コショウ
トマト
ご存知の通りトマトは夏野菜。身体を冷やす野菜なので「旬」は7〜8月ですが、トマトの栄養価が高いのは春と秋と言われています。
「医者いらず」と言われるトマトにはリコピン、βカロチン、ビタミンCやE、カリウム、腸内環境を整える食物繊維など、栄養豊富な野菜の一つです。
リコピンは色素成分「カロテノイド」の一つで、活性酸素を消去する抗酸化作用が高く、ガンや老化予防、血流の改善などの効果が期待できます。
最近、色々な種類のトマトをスーパーやマルシェで見かけるようになりましたが、普通のトマトよりもミニトマトの方が栄養価が濃縮されているそうです。
ただ、残念なことにトマトは残留農薬ランキングでも10位に入る野菜の一つ。残留農薬を継続的に摂取しているとガンや神経系、免疫系への悪影響が心配されます。今回は皮ごと使うので無農薬有機野菜を使用したいところですが、難しい場合は残留農薬を落とすことをおすすめします。農薬は水溶性が多いため、30秒以上の流水や専用洗剤、重曹、酢水などを使って洗い流すと良いでしょう。
玉ねぎ
どんな料理にも活用できる玉ねぎは特定の栄養素が豊富で、私たちの身体に期待できる効果がたくさんあるようです。
ユリ科である玉ねぎには「硫化アリル」と言う辛味が血液をさらさらにしたり、交感神経を刺激し体温を上昇させる効果が期待できるそうです。
同じ玉ねぎでも、我が家では煮込み料理やサラダにはアーリーレッド(赤紫玉ねぎ)を使用するようにしています。アーリーレッド(赤紫玉ねぎ)は、甘味は強いけれども辛みが弱く水分が多いので特に生食に向いています。
そして注目したいのはその栄養価。白玉ねぎにはないアントシアニンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれています。アントシアニンは強い抗酸化作用により、アンチエイジング効果が期待できるのも嬉しいですね。
ニンニク
世界で最も古い農産物と言われているにんにくは、世界中の料理に欠かせない食材の一つです。そしてニンニクの持つ健康効果はとても多く、スーパーフードであることは間違いなさそうです。
栄養価の高いニンニクにはビタミンC、ビタミンB6、マンガンが豊富でその他にもたくさんのミネラルが含まれており、積極的に摂取したい食物です。
ニンニクには抗菌作用、抗酸化作用、抗炎作用、免疫システムをサポートし、腸内細菌に良い影響を与えるなど多くの健康効果が期待できると言われています。
バジル
イタリア料理で欠かせないハーブの一つバジル。バジルは香りが良いだけでなく、ビタミンやミネラルを多く含み、栄養価の高いハーブですが、他の野菜のように大量には摂取できないため、メインのお料理と一緒に摂取すると良いですね。
バジルは抗酸化作用、鎮静作用、食欲促進効果などが期待できそうです。うま味調味料で味付けしてしまう料理でも、ソースにハーブを加えるだけで塩胡椒と素材の味だけで美味しくしあがります。
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レシピ
作り方
- オーブンを200度に予熱します。
- トマトは皮は剥かず4〜6等分のくし切り、玉ねぎも4〜6等分のくし切りにします。ニンニクは皮をむきヘタを切っておきます。
- 大きめのボールに②を入れ、オリーブオイル、塩胡椒して絡めます。
- オーブントレーに(シートを敷き)、野菜が重ならないように敷き詰めます。
- オーブンで200度30分焼きます。
- ブレンダーに焼き上がった野菜、野菜から出た水分を全て入れ、そこへフレッシュバジルを加えポタージュ状になるまでブレンドします。
- 塩胡椒で味を整えできあがりです。
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材料
- 8〜10個 トマト(中〜大の大きさ)
- 2個 玉ねぎ
- 4〜6片 ニンニク
- 2〜3Tbsp オリーブオイル
- 8〜10枚 フレッシュバジル
- お塩
- コショウ
ポイント
- トマトは完熟したものが甘くなるのでおすすめです。柔らかいトマトは酸味も少なく、スープが甘くなります!
- トマトは焼くことでうま味成分が出るので塩胡椒だけで十分です。
- 写真ではオーブントレーの上に野菜を乗せてから塩胡椒していますが(実は忘れてました)、ボールの中でオリーブオイル、塩胡椒するのが良いと思います。
- 玉ねぎはアーリーレッドを使うとより甘くなります。
- ローストした時に野菜を焦がすと苦味が出てしまいます。
- バジルはフレッシュを使用してください。ハーブが苦手なお子様は少量にするか、ドライバジルを少し入れると良いかも。そして、今回はリーフをそのまま入れましたが、予め刻んで置いてもOKです。
- 野菜の分量、割合でスープの色や味が代わります。野菜の量は各ご家庭のお好みに合わせて作ってみてくださいね。
- もう少しさらさらしたスープの方がお好みであれば、ベジタブルブロスを加えると良いですね。
- もしも味が薄い、と感じたら加工食品に慣れてしまっていることに気付いて欲しいです。
オプション
- ベジタブルブロス(スープストック)
Enjoy Cheers !!
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